先日、地元自治体の家庭学級「子供の成長を支える親子コミュニケーション」という講習会に参加してきました。

講師はフリーアナウンサーであり、NHK「スクスク子育て」の司会を以前されていた天野ひかりさん。

番組で培われた知識と、実際にその知識を利用して高校一年生の娘さんを育てている経験を惜し気もなく披露されていて、一回二時間の三回講習は、とても刺激的で尚かつ我が身を振り返ることかができた貴重な時間でした。

高齢出産で産んだ我が子。その出生をどれだけ待ち望んでいたことでしょう🍀

やっと授かった喜び。逆子のまま自然分娩をした苦しみの後の、生まれてきた我が子に初めて会った時の何とも言えない幸福感と充足感😌

何の取り柄えもなく、今までの人生のなかで特に達成感を味わったことのなかった私。

でもこの瞬間、この子は私にもたらしてくれました。我が子と会えた喜びと共に。

「生まれてきてくれてありがとう」と、心底喜んだあの日から9年。

なんということでしょう。

朝起きてから、学校へ送り出すまでの間、私が子供へ発した言葉といえば「歯を磨いたら水分をしっかり摂りなさい」「時間を見ながら行動しなさい」「○○ちゃん(妹)はまだ寝ているから静かに」などなど、そのほとんどが指示と禁止口調。時間がないと言っては「早くしなさい」。出来ていないと言っては「○○やりなさい(片付けや宿題などなど)」

常にガミガミ・イライラ

愛する我が子に批判タラタラ

かと言って子供の心に届いているかといえば・・・

そうではなく、

さらに怒りが倍増。

天野さんは言います。「その時間もったいなくないですか?」と。

常に否定されてきた子供は、自信がもてなくなります。自分のことを好きになれなくなります。そして、指示まち人間になってしまいます。

皆さんは、自分のお子さんにどうなってほしいですか?

「自分に自信を持って色んなことにチャレンジしてほしい」「自分を好きでいてほしい」「自立心を持ってほしい」など、いわゆる自己肯定感を持った人間に育ってほしいと私は願ってきました。

なのに・・・ですよね。今の私。

草花を育てるが如し、人を育てる。

大きく元気に育てるには、 水を沢山与えれば良いというものではありません。土台がしっかりと頑丈で大きい物でなければ。

天野さん曰く、指示や禁止用語は子供の為と水ばかりを注いでいる状態なんだそうです。

自信がつく前の小さい土台(器)に容量以上の 水を与えれば、溢れるばかりか根を腐らせてしまいます。

親がすべきことは、まず土台(器)を大きくすること。

親に認められること。欠点も間違えもまずその子の気持ちを汲み取り、共感し認めてあげること。こそが、土台(器)を育て、自己肯定感が育つのです。

難しいですよね。仮に、滑り台待ちの順番を割り込もうとする我が子が居たとして。

「いけないよ。順番を 待とうね。」と言うことでしょう。社会生活を送る上でルールを守ることは重要です。

しかし、この場合もまずは子供の行動を認めます。

「滑り台したかったのね」と。

うん!?と思われるかもしれませんが、まずは子供に対して認める、それから相手に対して詫びる行為の見本を示す、そして最後に社会のルールを教える。

この順番がとても重要とのこと。

忙しい毎日、内外の仕事を済ませ、ごはんを作り、食べさせ、宿題を見、お風呂に入れて21時には(天野さんは20時と言いますが😅)就寝というサイクルでは、じっくり話を聞いてあげることは大変困難です。ですが、

一拍おいて、話を聞いてみると、自分が知らなかった子供の側面が見えてくるかもしれません。

例えば、ただ順番抜かしをして滑り台をしようとしたとしか思えなかった行為も、ずっと年上の子に順番抜かしをされいた側で、恐くて何もできずにいたけど、ママが近くに来てくれたことによって、勇気が出て滑ろうとしていたところだったと知ることになるかもしれません。

手をつなぐ親子「世界中を敵に回してもママだけはあなたの味方」

こんなフレーズをよく海外ドラマで耳にしては、その真意を浅くとらえていた私。今回受講して、我が子にはそう思ってもらえる母でいたいと心から思うようになりました。